top of page

初の東海道ウォーク Vol.2 大井川を渡るの巻


武田軍と徳川軍の激闘が蘇る諏訪原城跡。


天守閣も、本丸も、櫓も、石垣もなく、

曲輪や外堀、内堀、井戸跡しかない

からこそ想像が膨らむ城跡。


想像力を豊かにするにはいいかも!?


1年前にできたというビジターセンターも

興味深く見せてもらった。

諏訪原城跡周辺にはホッと一息できるカフェなども数軒あるのもgood!


歩くことが目的で来ていると足を止めてまでいっぷくするという気には

ならないが、ドライブにはおススメ!!


ここから先を進むと茶畑広がる大茶原が広がる牧之原。

手前を金谷方面へと続く金谷宿石畳を下る。


茶畑を眺めながらの菊川坂の石畳とはまた趣の異なり、

森の中をくぐり抜けていくこの石畳は往時の旅人と同じ

時空間を感じるようでまた一興。


趣の異なる二つの石畳を楽しめるこの街道は是非歩いてもらいたい!

石畳を下るとすぐに金谷駅へ。

日坂宿を出発してここまで約2時間半。


歩いてみて初めて分かったこの地域自慢の歴史街道!

開発から逃れたことが幸いしたこの地域資源を

多くの人たちに楽しんでもらいたい!


金谷駅を過ぎると金谷宿場通りが大井川まで延々と続いた。


旧国一から1本裏通りになるため今回初めて気づいたが、

まだまだ個人商店が連なる今でも生きている町が続いていた。


何と往時には本陣が2軒、脇本陣1軒、旅籠は51軒、

さらには木賃宿もあったということで日坂宿の倍以上、

大井川で足止めになれば江戸の町のような賑わいだったとか?!


タイムスリップして見れたらどんなに楽しいだろうか!


途中あの人気SL機関車の始発駅大井川鉄道新金谷駅を

踏切を超えながら眺められ旅情をそそられた!


運が良ければSLトーマス号に遭遇できるかも!?



「越しに越されぬ大井川」

川越え人足に担がれて大井川を渡るこの絵巻。


この地ならではの営みいまも伝え残る歴史的遺産。


大井川にかかる鉄橋を歩いて渡ることで

往時の旅人にとって大井川を渡ることが

いかに難所であり、困難であったか、

そんなことを改めて考えさせられた。


大井川を渡ると島田宿(島田駅)までは

往時を夢馳せるものはなく寂しさを感じながら

日坂宿を出発して4時間の旅が終わった。




閲覧数:12回

Comments


アーカイブ
タグ一覧
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page