いつも東海道を歩くお客様がご利用いただくたびに「自分でも歩いてみなくては!」「お客様の気持ちがわからないし、歩きでないお客様にお勧めもできない!」と思い続けて2年目にして初めて日坂宿から島田宿まで歩いてみた。
日坂宿通りを抜けるといきなりの試練!
東海道三大難所 小夜の中山峠沓掛 二曲がりへ。
あまりの急傾斜の為、地元の人以外は車両通行止めに
なっているほど急こう配を何とか登りきる。
登りきると沿道両側に茶畑が広がり、茶原の海の中を歩いているような!
世界農業遺産 茶草場農法による生物多様性の環境を維持しながら
高品質なお茶づくりを営むここ小夜の中山のお茶農家さんたち。
今回はラッキーなことに1番茶に向けての準備で台刈り作業をする
お茶農家さんに遭遇した。
小夜の中山は万葉の時代から歌枕として多くの歌人たちが多くの歌を残し、
今回沿道に10数か所の歌碑を見つけることができた。
全く歌心はないが、先人たちがこの難所を様々な思いを抱きながら
超えていったことであろう。
写真を撮りながら江戸時代から続く峠の茶屋「扇屋」さんで
美味しいお茶をいただき旅ノ舎を出て1時間、まだまだ先は長い(苦笑)
中山峠を越えると金谷宿との間に位置する菊川の里 間の宿。
静かな佇まいの通りを抜けると菊川坂の石畳。
東海道に残る数少ない石畳の一つだが、あまり知られていないだけに
価値ある菊川坂は是非立ち寄ってほしい場所ですね!
続きは《Vol.2》へ
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